神奈川県川崎市にある畳制作店「田邉畳店」
老舗畳店のWEBサイトの企画・制作をいたしました。
畳の制作風景を撮り下ろし、シンプルなHP全体に盛り込みました。
“畳とともに生きる”をスローガンに掲げる老舗の畳屋さん「田邉畳店」
2020年4月末ころに取材・撮影させていただきました。
大正12年から97年に渡り、神奈川県川崎市中原区で畳屋さんを営んでいます。
現在は4代目となる20代の若い兄弟が2人で運営されています。
今までにWEBサイトは無く、またSNS等のプロモーションも行っていなかったため
先代からの事業継承のタイミングでWEB戦略に挑戦したいというご相談でした。
「畳と共に生きる」を理念に、先代から受け続けてきた畳の技術と最新の畳素材や技術をミックスし、
西洋文化への移行が進んでいる中でも、和洋折衷のスタイルを提供できるように工夫されているそうです。
「い草」だけではない、最新の畳素材。
畳の素材と聞くと、まずはい草を思い浮かべますが、近年ではい草以外の特殊な素材で出来た畳素材も登場しています。
和紙をこより状に紡いだ素材を使った畳素材や、ポリプロピレンという樹脂とカルシウムなどの素材を配合した畳素材などが主で、どちらも撥水性や耐久度に優れているそうです。
洋室に合うような色や、原色に近い色の畳なども作れるようになっています。
施工事例を見てみると良いかもしれません。
畳は消耗品。定期的な張替えが必要。作業時間は…意外と早い!
畳の上で生活する事になりますから、必然的に畳はすり減り消耗してしまうので定期的な交換が必要になります。
その際、畳床(畳の芯の部分)はそのままに畳の表素材(畳表)のみを張り替える事ができます。
その作業を表替えといいます。
畳を一度分解し、畳の素材を縫い直す、大変大掛かりな作業なので時間がかかりそうですが、
当日の朝回収した畳が夕方にはきれいになって帰ってくるんです。これは意外。
気になるところがあれば、相談だけでもしてみよう。
畳のささくれが靴下のウラに付くようになったり、畳に光沢がなくなってきたら表替えの合図だそうです。
ご自宅の畳に同じような症状があれば、一度相談してみると良いかもしれません。
ご主人の田邉さんによると、「ご相談だけでも気軽にお問い合わせください」との事でした。
会社名 | 田邉畳店 |
事業内容 | 畳工事 / 内装工事 |
住所 | 神奈川県川崎市中原区井田中ノ町8-1 |
電話番号 | 044-766-5448(担当:田邉 正樹) |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 不定休(お問い合わせ下さい) |